★アニマルコミュニケーション事件簿★

アニマルコミュニケーターとして活動する24歳男子の事件簿です!

あれから5年

3/11


5年前の14:46

には皆さんは何をしてましたか?







5年に一度はしっかり思い出すタメに
書き留めますね。






僕は19歳でした。
アルバイトで電気屋さんのオープンイベントに参加し
社員さん達の補助とかをしてました。


他のアルバイトさん達と店内で話していると
突然
「ドカーン」


うわっ
なんだ?






今まで感じたこともない揺れと衝撃




オープンしたての建物なのに天井は崩れ落ち、
周りのテレビやパソコンは落下。


そんななかで
「このテレビ欲しいんですけど」
という子連れのママ。



「そんなこと言ってる場合じゃないですよ!
早く避難しましょう!」



その時ちらっと見えたテレビに
日本地図の周りが真っ赤の津波警報

「なんだこれ?」



そんなこと言って、
ベビーカー抱えて
外に飛び出しました。




揺れが収まるまで駐車場にて待機


「どうなっちゃうんだろうね」


携帯も使えず
家族と連絡も取れない。


とりあえずどうやって帰ろう





「パン持って帰ってくださーい!」
お昼に出たパンが自由に持って帰っていいとのことで
何個か鞄に入れ、


たまたま車で来ていた先輩の車に乗り
家を目指す




普通なら1時間かかる道のりが
4時間かけて帰宅 




なぜか街灯や駅の電気も消えていて
停電ってことを知り
ますます事態の大きさに気づく




家に帰ると
家族と近くに住んでる親戚が集まって
ろうそく炊いて
ラジオを囲みながら
食事中



まず無事でよかった!!



そのラジオで初めて
災害の大きさに気づく









なにそれ?


たまに出る津波注意報ぐらいじゃないの?






翌日
テレビをつけると

大惨事の被害

「まるで映画だ」







様々な情報が飛び交う中
なにが本当かわからない状況


改めて災害の怖さを知りました。





かるい災害ショックでしばらく何も手につかない状態



自分に何ができるのか


まったく行動できないまま時が過ぎ
気付いたら5年




いま何ができるのか

って考えた時

東北という地域だけではなく
日本全体をもっとよくできるんではないかと
思うようになり
今日に至ります。

  
被災地には飼い主を待っている
動物が約600匹いるとのことです。

それもその動物達の『使命』
と捉え
いま僕ができることを全力で取り組んでいきます。







黙祷。